霧島市議会 2014-06-12 平成26年第2回定例会(第4日目 6月12日)
そのほか,県境を越え,霧島山を取り巻く5市2町で,環霧島会議を構成しており,本年7月には,その中の防災専門部会で,霧島山山岳遭難時の対応について,自衛隊・警察・消防との連絡会議を3年半振りに再開する予定でありますほか,県内4市で構成する錦江湾奥会議の防災専門部会では,桜島噴火災害関係の協議等を行うなど,それぞれの場での連携強化に努めているところでございます。
そのほか,県境を越え,霧島山を取り巻く5市2町で,環霧島会議を構成しており,本年7月には,その中の防災専門部会で,霧島山山岳遭難時の対応について,自衛隊・警察・消防との連絡会議を3年半振りに再開する予定でありますほか,県内4市で構成する錦江湾奥会議の防災専門部会では,桜島噴火災害関係の協議等を行うなど,それぞれの場での連携強化に努めているところでございます。
次に,霧島山系での山岳遭難も発生している事実もありますが,入山規制の緩和はあるものの,立入禁止区域も設定されております。しかしながら,立入禁止区域内への登山者の侵入による遭難事故も発生しており,立入禁止区域の周知は十分であるか問うものであります。
霧島山系における過去10年振り返りの山岳遭難,これは,全国の山の遭難の中では,こんなにも優しく人を迎える霧島山ではあるんですが,特に九州域内においては非常に山岳遭難が多い山系でございます。その上に歴史的な新燃岳の噴火,これが今後一体どれだけ続くか,これはもう天の神,地の神,火の神しか分からない。そこで,中長期的な戦略,そういうものが全体として私は必要じゃないかなと思うんです。
その去年の想定といいますか,それが実際役に立ったかということでございますけれども,まだ昨年の段階におきましては,山岳遭難対策連絡会,そういったものの,要するに入山された方の救出とか,そういったものを含めて,その中の一部として火山に対する計画,そういったものが計画はされておりましたけれども,さらに具体的に避難者,そういったものをどうするかというところの計画は出来上がっておりましたけれども,実際ハザードマップ
もう一点につきましては,環霧島会議の枠組みの中で,霧島の山岳遭難対策連絡会議,この場を通じまして関係機関との連携強化を図り,捜索救助のための万全の体制,そういったものを今後も作っていきたいというふうに考えております。
防災対策の推進につきましては,霧島山における山岳遭難に備え,これまでの事故の教訓を踏まえ,8月26日,本市消防局,自衛隊,海上保安庁,警察,県防災航空センター,5機関約100名が参加をし,高千穂峰において,山岳救助合同訓練を実施いたしました。
また,環霧島会議においては,霧島火山対策として構成市町で連携し,当該市町間での通話が可能となるMCA無線による通信網を整備するほか,霧島連山における山岳遭難時に,関係機関が迅速,的確かつ効率的に県境・市町境を越えて捜査・救助ができる体制の確立に向けての協議を進めるなど,広域的な相互協力・応援体制を構築してまいります。
この会議の中で,近年の霧島山における遭難事故を受け,防災専門部会から霧島連山における山岳遭難の対応のあり方を検討する捜索救助担当者連絡会を開催することについての提案がなされ,同会議において了承されました。鹿児島県と宮崎県の県境をまたがる捜索・救難活動には,指揮所の活動や捜索情報の共有といった面などで,さらに検証すべき点があると考えられます。
一たび山岳遭難事故が発生すると,警察,消防,自衛隊あるいは霧島連山をよく知るボランティア活動の方々など数多くの人員が必要となります。霧島連山には県境に多くの登山道を抱え,過去において遭難事故,転落あるいは急病人の下山手助けなど消防団には数多くの出動が要請されております。